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俺の名前は小暮涼太郎、福井県鯖江市の生まれで、18才まで過ごしてその後東京の大学に入学。 現在大学2年生、下北沢のアパートに下宿している。 将来は普通の会社に就職して、結婚して、子供が出来て・・と、何の変哲もない人生を歩むだろうと考えていた。 そう思っていた、昨日まではね。 ところが、考えられない時空の旅に遭遇してしまい、500年以上前の美濃の国にタイムスリップしてしまった。 そして、今戻ってきたところなんです。 アパートのベッドの上、天井は昨日までの天井となんら変わりはない。外から聞こえる小田急電車の通過する音もまったくいつもと一緒、なのに先ほどまでの、あの青い空の田舎の風景は・・・・何なんだろう。 頭の中を落ち着けるために、少しぼっとしている。 どのくらい時間がたったろうか、もしかしたらまた同じような経験をするかも知れない。そう思った俺は、その時代のことについて調べてみようと思い、調べるなら図書館に行って日本史の本を借りてくるのが一番いいだろうと、近くの図書館に行くことにした。 大学では経済専攻、歴史なんて高校時代に少し習った程度で、あまり興味がなかったのであるが、これを期に少しかじるのもいいかと。 近くの図書館はと、ネットで調べると世田谷区役所のすぐ横に世田谷図書館があった、チャリンコで行ってみよう。 アパートを出て小田急沿いに走って、環七を南に下ればいい。 走っているうちにお腹がすいていることを感じて、見回すと「とんかつや」発見、すでに図書館近くまで来ている。 とんかつ定食を頼んで、待つこと10分、20才、成長期だからなあと、ご飯のお代わりをしてしまった。 季節は夏直前の梅雨末期、今年の梅雨は空梅雨でほとんど雨が降らず、暑い日が続いていた。 今日も暑い暑い、そんな中チャリンコでようやく図書館に到着した。 |
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